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  • 執筆者の写真大槻

横浜市猫セミナー参加備忘録~獣医さん教えて!猫の健康について~②

















こんにちは。


横浜市で猫専門のペットシッターをしている西谷「ねこのお世話屋」です。


「ニシヤネコノオセワヤ」と読みます。


いつもご覧いただきありがとうございます。




2023年7月29日に開催された横浜市動物愛護センターの猫セミナーに参加したので、


今回はその備忘録になります。第二弾です。





講師は昨年度も講師をされていた、なないろ動物病院院長の


土居祐子先生です。




前回の続きになりますが、猫ちゃんのシニア期についてでした。


最近は猫ちゃんの平均寿命も長くなり、シニア期をひとくくりに


できなくなってきたということで大きく3つに分けて考えます。



①プレシニア期(7~10歳)


②シニア期(11~14歳)


③ハイシニア期(15歳~)







それぞれのステージによって、飼い主さんが気をつけるポイントが


ありますし、猫ちゃんの個性や飼い主さんの考え方によって


いろいろ変わります。



ですがどのステージにおいても大切な考え方があります。



「飼い主さんとともに


できるだけ穏やかに過ごすこと」



我が家の猫たちも4匹いますが3匹がシニア期の猫です。



どうしてあげることがベストなのだろう?


と考えながら、今のお話を聞いていました。




次にペット保険のお話をされていましたが、これは割愛します。


もし内容が気になる方は、昨年の土居先生のセミナーの備忘録をご覧ください。






ペット保険の次は腎臓病のお話しです。



これは猫ちゃんを飼っている人なら、気になるテーマですよね?



まず腎臓はどこにあるかというと


背中のちょうど真ん中に、背中に張り付くように位置している左右対称の


豆のような形をしている臓器で、位置しています。




形のイメージはこんな感じ?



腎臓の主な仕事には


①体の中のいらないものを捨てる


②体の水分を一定に保つ


③血液を作る(手伝い)


④カルシウムを吸収する(手伝い)


があります。



とても重要な役割をもった臓器というのがわかりますね!



そんな腎臓は約20万個の細胞からできている臓器なのですが


一生使い続ける消耗品なのです。



一度機能を失い始めると、再生が不可能な臓器です。



腎臓の機能の確認をするには、血液検査でクレアチンの数値を測りましょう。




そしてもし腎臓が機能しなくなってきた、慢性腎臓病となった場合は


どのように治療をすればいいのでしょうか?



それは獣医さんによって方針が大きく異なります。



その前提で、土居先生がよく施す治療には点滴があります。


セミナー内では点滴治療が功を奏して毛づやが良くなり


目の輝きを取り戻した猫ちゃんたちのビフォーアフター写真が


公開されていました。



点滴治療がすべてではありませんので、かかりつけ獣医さんと


十分に話し合って猫ちゃんにとって、飼い主さんにとって


ベストな治療を見つけてください。



では腎臓の為に飼い主さんがでいることは何でしょうか?


①新鮮なお水を飲めるようにする


②お入れを清潔にして、いつでも気持ちよくおしっこできるようにする


③体重・食欲・水を飲む量をチェックする


④ウェットフードに水を混ぜて、食事からも水分補給する


⑤定期健診で血液検査を受ける



ぜひとも心掛けたいことですね。



それでは続きは次の記事にします。



ぜひとも次回もご覧ください。






「ねこちゃんとねこちゃんと暮らしている方の幸せを願って」います。

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 ※掲載している写真などは西谷ねこのお世話屋が撮影したものか、

写真ACサイトより、著作権フリーの画像をダウンロードしたものです。


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