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  • 執筆者の写真大槻

猫生20年時代の飼い主のライフプランの考え方について(プロシッターの個人的見解です)








こんにちは。


横浜市で猫専門のペットシッターをしている西谷「ねこのお世話屋」です。


「ニシヤネコノオセワヤ」と読みます。


いつもご覧いただきありがとうございます。




今日はゴールデンウィークの繁忙期が終わったところで


最近よく考えていることがあるので、その個人的見解をお話ししようと思います。



それは、


猫ちゃんのご長寿化と、飼い主さんのライフプランをどう考えるか?


という、これから猫ちゃんと暮らしているなら誰もが考えるテーマです。




日本では猫の平均寿命が伸びていて、私たち飼い主の終生飼養への責任感にも


変化が生じています。


昔は猫の寿命は10年と言われていましたが、


現在では15年以上生き猫ちゃんもありません。


今後はさらに、猫ちゃんは長生きになっていくでしょう。


平均寿命20年時代も、そう遠くない未来に到来すると思っています。




このご長寿化の背景には、改善した獣医学や栄養学の成果があります。


しかしこれに伴い、飼い主さんたちも


猫ちゃんの寿命に合わせた長期的なプランニングが求められるようになりました。


その責任を十分に考える必要があります。



ここで例えば月並みな


「猫ちゃんの健康管理や予防接種のスケジュールは定期的に行う必要があります。」


とか


「食事や運動の管理も猫ちゃんの栄養バランスや適切な運動を心掛けることで、


健康を維持することができます。」


とか、いわばあたり前な言葉は、ここでは深堀りしません。



それは、このブログを読んでくださる猫ちゃん想いの飼い主さんにとっては


釈迦に説法になるからです。




でもシッターは、開業してから累計2300匹以上の猫ちゃんのお世話をしてきて


感じていることがあります。




「猫ちゃんが幸せに生活していくために大切なことは


飼い主である私たちが、健康でいること」



3つの理由があります。



一つ目として、一般的に猫は犬と比べて散歩もないし、世話の面倒が少ないと


言われていますが


毎日のお世話の積み重ねは、なかなかの重労働だったりもします。



ごはんをあげる


お水を変える


おトイレを片付ける


ブラッシングをしてあげる


などなど、ひとつの作業はそれほどでなくても


積み重ねるとそれなりの時間は使うし、体力も必要。



これを20年続けていくには、やはり健康でいることが重要だと思いませんか?







二つ目としてそれに猫を育てていくための収入を得るにも


重要ポイントだと思っています。



たとえ、今の仕事を退職することになっても


元気でさえいれば、次の仕事を探すこともできます。



これが元気でなければ、仕事を探すことも、仕事に就くこともままなりません。



元気があれば、なんでもできる


と有名なプロレスラーの方もおっしゃっていますが


猫を暮らしてくことも元気があれば、継続可能ではないでしょうか?



なのでシッターは、我が家の猫たちの健康管理はもちろんですが、


自分の健康管理も大切にしています。



とはいえ、ストイックにしているわけではなく


①睡眠時間はなるべく削らない、夜更かししない


②タンパク質を摂る


③精神的にも肉体的にもつかれたと感じたら無理をしない


④ストレスを感じるとわかっている環境を避ける


⑤気の合う友達との時間を楽しむ


くらいです。



ストイックにしないほうが、長く続けられる気がしています。






三つ目として、猫ちゃんだけが健康でいても、飼い主が健康でお世話が


出来なければ生きていけないからです。



どんなに猫ちゃんに質の良いフードをあげて、環境を整えて


猫ちゃんに健康で長生きしてもらったとしても


飼い主さんが体が弱くて寝込みがちでは困りますよね?



もし同居している家族がいてくれれば代わりにお世話してくれるかもしれませんが


ひとりだったら?



十分にお世話が出来ず、トイレを綺麗に出来なかったりしたら


いずれ健康な猫ちゃんも、不健康になってしまいます。


もしフードを買いに行けなくなったら、飢えてしまいます。



そんなことは望んでいませんよね?



以上が、シッターが猫ちゃんのお世話をしてきて感じたことです。


あくまで個人的見解ですが、読んでいただいた方にとって


参考になったら嬉しいです。








「ねこちゃんとねこちゃんと暮らしている方の幸せを願って」います。

この記事がお役に立てるなら嬉しいです!

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 ※掲載している写真などは西谷ねこのお世話屋が撮影したものか、

写真ACサイトより、著作権フリーの画像をダウンロードしたものです。


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