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  • 執筆者の写真大槻

ねこの先祖から、ねこの生態を知ろう!②【トイレ編】


前回の続きになります。


家猫の先祖といわれるリビアヤマネコの生態の特徴ですが



●木の上に隠れて待ち伏せをして狩りをする


●自分より大きな捕食動物に狙われている


●臭覚で獲物や敵を探索する


というのがありましたね。




自分より大きな捕食動物に狙われている環境にあるということは


においなどで気づかれてはいけません。



ですので


寝る場所や、食事場所とは離れたところで排泄をする


という習性があります。



ねこちゃんの排泄の仕方はこの習性にならって


においをかぎ、土を掘って、排泄し、埋める


わけです。


この排泄方法が満足できる場所を作ってあげるといいでしょう。



まずねこちゃんのトイレの場所を設置してあげる時は


寝る場所や食事場所とは離すことが大切です。



もし、おうちのねこちゃんが用意したトイレをあまり使ってくれない


ということがあるなら、ごはんをあげる場所と近すぎないかどうか


確認してあげてください。




トイレに入るかどうか迷っているねこちゃん。



それからカバー付きのトイレの場合、においがこもってしまう

そして敵に狙われていないかを確認ができないので


不安に思い、落ち着いて用を足せない場合もあります。


ねこの習性上はあまり好ましくない形状なのです。








ちゃんと使っているのであれば問題ありませんが、


排泄のにおいがこもらないように、すぐに掃除してあげると


ねこちゃんにとっては安心です。



もちろん他の形状のトイレでも、清潔好きなねこちゃんのために


常に清潔にしてあげることは、とても大切です!



本当に現在は様々なタイプの猫トイレがありますよね?










そして、ねこちゃんにとってトイレの適切な大きさは


体長の1.5倍が理想とされています。



要するに、排泄中は敵に見つからないかどうかナーバスに


なっている状態なので、体がトイレにあたっていると落ち着かないわけですので、



ぶつからない大きさ



がよいということですね。


体の大きなねこちゃんの場合は、市販のものだと体がぶつかるケースも多いので


押入れ用やクローゼット用の衣装ケースで代用する方法もいかがでしょうか?












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