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  • 執筆者の写真大槻

ねこちゃんの災害対策について<飼い主編>2021年版





ねこちゃんの災害対策していますか?基本編の続きとなります。




「自分の命を守らなければ、ねこちゃんの命を守れません」ので


そのために何が出来るかを普段から考えてほしいです。





1.飼い主さんご本人の健康面を考える




これは、以前に「ねこちゃんの健康管理より大切なこと」という記事でも




お話ししていることなのですが



ご自身の健康管理をすることが大切です。






例えば、大雨でご自宅が浸水する危険がある場合には、



どうしても自宅を離れて避難所に避難するか、



とりあえず車で高台に逃げるなどしなくてはなりませんよね?





でも、もし飼い主さんが痛風で歩くのもままならない状態では



避難ができなくなってしまいます。




いざという時にねこちゃんと一緒に避難することを考えると



体調不良の状態では行動が遅くなるか、



もしくは行動できない可能性も出てきます。




ですので日ごろのご自身の健康管理が大切です!




とはいえ、治療中の疾患をお持ちの方もいらっしゃると思います。



そういう方は災害が起きて通院できなくなることも考えて



お薬が切れないように準備しておくように気を付けていただきたいです。





2.家族で話し合う



先ほどの話の続きにもなりますが



万一ご自身が体調面で不安があったとしても、同居しているご家族が



いれば、万一の場合も避難することが出来るかもしれませんね。



ですので、何も起きていない時に




いざという時に家族でどう避難するのかを話し合っておくこと




大切になります。




◎一緒にいる時にどう避難するか。




◎もしバラバラにいる時にどう避難するか、どう連絡をとるか。




◎連絡が取れない場合にどこで集合するか




など事前に話し合って決めておいてほしいです。




そしてパニックになると、あらかじめ話し合っておいた内容を



思い出せないことも考えられるので



その内容はメモしておくことをおすすめします。




なぜ紙に書いておくことをおすすめするかというと


2016年にあった熊本地震で被災した猫友さんが


スマホが使えなくて家族と連絡が取れなくて


安否確認が出来ずに困った!



電話番号もわからなくて(スマホの電話帳にしか記録してなくて)



公衆電話があっても電話が出来なかった・・・



書き留めておくことが大事だと実感した


とおっしゃってたからです。



後述の手帳を作るときにもモニターになっていただきました。




※国土交通省 マイ・タイムライン


住民一人ひとりのタイムライン(防災行動計画)






ちなみに西谷ねこのお世話屋でご利用のお客様にプレゼントしている



「もしものためのねこちゃん手帳」には事前に話し合ったおくと



よいことについてメモできるようになっています。







3.人間の避難グッズの準備




ここに関しては専門ではないので詳しくお話しはしませんが



例えば、お水をストックする。


防災ラジオや懐中電灯を用意する。



事前に準備できるものはいろいろあると思います。




ちなみにシッターは、区役所で手に入れたハザードマップを



避難グッズと一緒に玄関においてあります。



懐中電灯付きの防災ラジオは、普段からテーブルに置いてあります。




せっかく避難グッズを用意しても、収納の奥底にあっては


すぐに取り出せず意味がないですので



「すぐに持ち出せる場所」に置きましょう!



4.地域の避難訓練に参加してみる。ご近所さんと交流する。




避難所にどういう物がストックされているかわかりますので



自分で用意するものは、どういうものがいいのかわかります。




無駄なストックを持たずに済むかもしれません。




それから、ご近所さんと顔見知りになれるので、いざという時の助け合いも



しやすくなるのではないでしょうか?




最近ではご近所さんの顔も知らないなんてことも珍しくはないですし



人間づきあい苦手だから猫を暮らしてるんだよ!って方も



中にはいらっしゃるかもしれませんけど、




大切なねこちゃんを守る対策のひとつなら!




と思えばご近所づきあいも出来るかもしれないですね。




シッターは今の家に引っ越した時に



ご近所に引っ越しのご挨拶して、猫飼ってますとお伝えしました。



あとは町内会にも加入しました。




避難訓練などの情報は町内会の回覧でわかるからです。




今年(2021年度)は残念ながらこの状況なので中止のようですが、



開催される時には参加しようと思っています。



本来は人見知りなので近所の方とも交流を持たずにひっそりと


生きていたいのですが


大切な家族を守るためにそうしています!




5.ねこ友さんと助け合える関係を作っておきましょう。



これについては、ねこちゃんの災害対策の回でお話ししたいと思います。


災害対策だけでなくて、普段から助け合えるねこ友さんがいると心強いですよ。




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