プロのキャットシッターとして、日々猫ちゃんに関する勉強は
欠かさないようにしています。
もちろん勉強する際の情報元に関しては気を付けていますので、
だいたいは動物行動学の先生や猫専門の獣医師の方の講義を受けることが多いです。
どちらの先生も共通して
「猫砂は鉱物系がおすすめです」
とおっしゃっているのが印象的でした。
実はシッターは鉱物系の砂を使ったことがなかったので、ピンとこなかったのですが、
猫に関してのプロ中のプロがおっしゃるのが本当なのかどうか
確かめてみようと思いました。
なぜ今まで鉱物系の砂を使ってこなかったかということから、説明すると
単純に「片づけが面倒くさそう」と思ったからです。
それと以前は「トイレに流せる砂」にこだわりをなぜか持っていたからです。
あとはスーパーなどで袋を持った時に重い!
これは運ぶの大変だと感じたからでした。
実験というからには、鉱物系の砂を使う前のデータを取っておく必要があります。
1週間、うちの4匹の猫たちがどのトイレを何回使っているのか数えてみました。
我が家の猫トイレは6個あります。
ペレットという燃料にもなる木くず系の砂を使っているトイレが4つ(①~④)。
ペットシートを敷いているトイレが2つ(⑤~⑥)。
わんちゃんのトイレみたいですよね?!
ちなみに我が家の猫たちの構成ですが、2012年生まれの8歳の男の子と女の子。
2013年生まれの7歳の男の子と女の子。全員MIX。不妊手術済みです。
トイレに関わる既往歴としては8歳の男の子が膀胱炎になったことがあります。
見ていただいたグラフのように、6個あるトイレはまんべんなく使われていました。
そして、1つだけ鉱物系の砂に変えてみて、同じように1週間、
うちの猫たちがどのトイレを何回使っているか
数えてみました。
結果はこうなりました。
まさかこんなに鉱物系の砂のトイレを使うなんて予想外でした!
表では表れていないことをお話しします。
●初日ペレットの砂から、鉱物系の砂に変えてから1分もしないうちに、
おしっこしました。
●うんちは鉱物系の砂のトイレ以外でしなくなりました。
●一度誰かが使って片付けられてないトイレを絶対に使わなかった
ハナちゃんが、他の子が使った後でも使用していました。
●唯一1階に置いてあるペレットのトイレを次第に使わなくなりました。
(他の5つのトイレは2階にあります)
ということで、結果としては「猫砂は鉱物系がおすすめ」と獣医さん
、動物行動学の先生がおっしゃっているのは「本当」でした!
次回は、鉱物系の砂を使用してみて感じたメリット・デメリットについて
お話ししようと思います。
「ねこちゃんとねこちゃんと暮らしている方の幸せを願って」います。
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※掲載している写真などは西谷ねこのお世話屋が撮影したものか、
写真ACサイトより、著作権フリーの画像をダウンロードしたものです。
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