こんにちは。
横浜市で猫専門のペットシッターをしている西谷「ねこのお世話屋」です。
「ニシヤネコノオセワヤ」と読みます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
2023年7月29日に開催された横浜市動物愛護センターの猫セミナーに参加したので、
今回はその備忘録になります。第三弾です。
講師は昨年度も講師をされていた、なないろ動物病院院長の
土居祐子先生です。
前回の続きになりますが、デンタルケアについてのお話です。
猫ちゃんは虫歯になりにくい動物ですが
歯周病にはなりやすい動物です。
歯周病になると、いろいろな症状が現れます。
たとえば、
・ほっぺから膿がでる
・高熱が出る
・食欲がなくなる
・口臭が出る
・くしゃみや鼻水が出る
などがあります。
歯周病になると、歯ぐきが衰えてそこから見えない雑菌が
体内に入り悪影響を起こします。
それを防ぐためには
デンタルケアを心がける
ことが大切です。
ではデンタルケアは何をすればいいの?
と疑問を持つと思います。
歯ブラシでブラッシングする
歯みがきペーストを使う
歯みがきシートを使う
歯みがきガムを食べれもらう
歯みがき効果があるとされるスプレーを飲み水に入れる
サプリを飲ませる
ここに挙げたこと以外にも、今はさまざまな商品がありますので
飼い主さんにとっても、猫ちゃんにとっても負担にならない
よい方法を見つけてあげましょう。
歯周病だと腎臓病になるのが3年早まる
といった研究結果もあるそうなので、
できるだけ猫ちゃんに健康で長生きしてほしいとねがっているのならば
日々のお手入れにデンタルケアを取り入れましょう!
あとは、もうどうしても歯周病が進行してしまって
日常のデンタルケアではどうしようもない状態になってしまったら
抜歯をする
ことも検討したいところです。
歯を抜いたらごはんを食べなくなっちゃうのでは?
と心配される飼い主さんが多いと思います。
ですが痛みが出ている歯がなくなることで
ごはんを食べてくれるようになることが多いのだそうです。
人間は食べたものを歯で細かくすりつぶすように
食べますが
猫ちゃんは肉食動物で
歯で噛むというよりは、肉をちぎって飲み込むために使っているからかもしれません。
そしてセミナーの最後に
猫ちゃんの健康のために今からできること
ということで3つお話ししてくださいました。
1 ウェットフード+水(水分をとること)
2 デンタルケア
3 定期的な健康診断
この3つは大切にしたいことだと思いました。
ということで、今回のセミナーの備忘録は以上です。
このセミナーの講師をしてくださった土居先生、主催してくださった
横浜市動物愛護センターの皆様、ありがとうございました。
今回も本当に勉強になりました。
「ねこちゃんとねこちゃんと暮らしている方の幸せを願って」います。
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