今回は②の万一病気やケガがあった場合に、どうケアをしていくのかの方針を話し合う
についてお話しします。
①ねこちゃんの日頃の様子の情報共有する
②万一病気やケガがあった場合に、どうケアをしていくのかの方針を話し合う←ここです
③家族とねこちゃんのツーショット写真を撮る
まず大切な家族であるねこちゃんには病気になんてなってほしくないし
ケガだってしてほしくないですよね?
でも何が起きるかなんてわかりません。
ですので何もない猫ちゃんが元気な時に、
万一の場合はどうしていきたいかを考えておくのが重要です。
理由としては、本当に病気やケガが起きた時には冷静に話し合うことができないからです。
キャットシッターという仕事柄沢山のねこの飼い主さんと話します。
その中であるおうちで起きたことをお聞きしました。
お子さんのいないご夫婦で、ねこちゃんをわが子のように大切にしていたのですが、
ねこちゃんががんになりました。
長期の入院が必要でした。
ご主人は長い間病院で過ごさせるのはストレスだし、かわいそうだから
おうちでできる限りのことをしようとおっしゃいました。
でも奥様は治る見込みがあるなら入院させたいとおっしゃいました。
結局ふたりとも主張したまま折れることなく、その後猫ちゃんはなくなり、
このご夫婦は離婚されたそうです。
ひょっとしたら、ねこちゃんが元気なうちから万一の時のことを話し合っていたら、
こんなことにはならなかったんじゃないかとシッターは思いました。
冷静に話し合えるのは猫ちゃんに何もない、健康な時だと思います。
病気やケガをした時、どの程度まで動物医療を受けるのか、
長期の入院、
通院もさせるのか、
自宅での療養をするのか、
などなど。
ご高齢のねこちゃんのいるご家庭なら、看取りについても考えておきたいところです。
かといって毎日のように万一のことを話し合うのもハッピーな気分にはなれないので、
年末年始の落ち着く時期にだけ、きちんと話し合ってほしいです。
「ねこちゃんとねこちゃんと暮らしている方の幸せを願って」います。
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※掲載している写真などは西谷ねこのお世話屋が撮影したものか、
写真ACサイトより、著作権フリーの画像をダウンロードしたものです。
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