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ねこの先祖から、ねこの生態を知ろう!③【食事編】

執筆者の写真: 大槻大槻

前回の続きになります。


家猫の先祖はリビアヤマネコといわれています。




さらなる特徴としては


◎樹上で隠れて待ち伏せし、飛びかかって小動物を捕まえる


◎自分より体が小さい動物を何度も狩る


というものがあります。



すなわち、捕食対象の小動物、例えばネズミなどが活発になる


夕暮れ時


夜明け頃


が活発になるというわけで、ねこちゃんにもその特徴が残っています。



よくねこちゃんは夜行性と言われていますが本来は


「薄暮薄明性」


なのです。



シッターの家のねこたちも、確かに夕方や夜明け頃が元気ですね♪


夏場は特に早起きさせられます・・・汗


みなさんのおうちも多いのではないでしょうか?




お客様のねこちゃんたち、仲良くごはんです♪




食事面において、リビアヤマネコから引き継いでいる習性からすると


一気に食べないで、ちょこちょこ食べる


ので、


ねこちゃんの消化器は大量の食べ物を一度に消化するのに適していません。



理想は1日に5~6回です!!



とはいえ、1日5~6回ごはんを用意するのは、飼い主さんとしては


なかなか難しいと思います。


シッター自身もそれは難しいです。


フードの種類や、形状などにもよりますが


多めに準備し、食べ残してもすぐに片付けずに、また後で食べられるように


置いておきます。


それから時間差つけるために、タイマー付きの給餌器を利用する場合もあります。








フードの酸化を考えると、すぐに残り物は片付けたいところですが


そうしています。



酸化のことなどは、また別の機会に記事にしようかと思います。


今回は、あくまで動物行動学の観点からの理想のお話しですので


ご理解いただけると嬉しいです♪


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