前回の続きになります。
それでは、具体的な寒さ対策と注意点についてお話ししようと思います。
①室温は20度以上を保つようにしましょう。
色々な暖房器具があります。
エアコンや、電気ストーブ、ガスストーブ、石油ストーブなどなど。
ご自宅の環境に合った暖房器具を利用して、室温を暖かく保つようにしてください。
しかし、それぞれの器具の使用上の注意事項は守りましょう。
寒さも時間帯によって変わります。
冷え込みのきつい朝晩は設定温度を高めにしたり、
複数の器具を併用したり工夫したほうがいいかもしれません。
ただし、「熱中症対策」の中でもお話ししていますが、
人間の立っている時に感じる温度と、
ねこちゃんが活動している床の高さで感じる温度では
温度差があります。
ねこちゃんが普段よく過ごす場所が快適な温度になるように気を付けてください。
それから、お部屋がポカポカでも、廊下が寒くてトイレに行けない
なんてことでは困りますので
ねこちゃんが移動する場所で温度差が激しくないようにしましょう。
②ペット用の暖房器具をうまく利用しましょう。
ペット用のヒーターマット
ペット用こたつ
最近はじつに沢山のペット用の防寒対策グッズがあります。
それぞれ取り扱い説明書にある注意事項はきちんと読んで適切に使用してください。
③水分補給が出来るようにしましょう
人間も寒くなると水分を取らなくなったりしがちですが、
それはねこちゃんも同じです。
ただ、暖かいところにいて、水分補給が十分でないと、
脱水症状を起こしやすくなります。
お水も飲みやすい環境を作りましょう。
冷たいお水より、少しぬるめのお水を好みやすくなる子もいますので、
そういったものを用意するのもいいと思います。
④温度も大切ですが、湿度にも気を付けましょう
これはお住まいの地域にもよるかと思いますが、
シッターの住んでいる横浜は冬は乾燥します。
適度に湿度があるほうが、快適に過ごしやすいのはねこちゃんも
一緒です。
乾燥しすぎないように湿度調整しましょう。
「熱中症対策」について書いた記事の中でも
お話ししましたが
室温と湿度を測れる温度計を
ねこちゃんがよくいる場所に置いておくといいと思います。
寒さ対策の必要性とその対策方法についてお話ししました。
それぞれのおうちの住宅環境によって最適な方法は変わってきます。
猫種(ねこちゃんの種類)によっても寒さに強い、弱いも変わってきます。
ぜひともおうちにとってぴったりな寒さ対策をして、
ねこちゃんと飼い主さんと快適に元気に過ごしてほしいと思っています。
「ねこちゃんとねこちゃんと暮らしている方の幸せを願って」います。
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※掲載している写真などは西谷ねこのお世話屋が撮影したものか、
写真ACサイトより、著作権フリーの画像をダウンロードしたものです。
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