前回の続きになります。
3.避難グッズの準備
以前の記事でご紹介した環境省のガイドラインでは
どういう物を準備したらいいかのチェックリストがあります。
実にいろいろ準備してかなくてはなりませんね!
ひとつひとつ説明したいところですし、
全てを準備してもらいたいですが
まずはご家族と話し合って、何を優先的に持ち出すかを決めてください。
投薬が必要だったり、療法食でなければいけないねこちゃんの場合は
多めに準備してほしいです。
キャットフードもストックしたままだと、
いざという時に賞味期限切れでは意味がありませんので、
ローリングストックといって
普段の食事を多めに用意し、新しいものを買ったら、
前に購入したものを使用する方法にしてもらうと無駄がないですね。
避難所に支援物資としてキャットフードが届くと思いますが
いつも食べている種類のものとは限りません。
いろいろ種類、タイプのフードを食べられるようにしておきたいですので
5~6種類、少なくとも3種類くらいを
フードローテーションしましょう。
流れるお水しか飲めないようだと避難所で困る可能性もあるので
お皿に入った水を飲めるようにしてきたいですね。
ちなみにシッターの家は猫が4匹ですので、避難グッズも大量です!
写真のとおりコロコロ付きの大きなサイズの衣装ケースいっぱいになります。
衣装ケースに入らないものには、組み立て式のサークルもあります。
人間用と一緒ですがペットボトルのお水が1ケースあります。
衣装ケースの中には横浜市が発行している「災害時のペット対策」という
冊子を入れてあります。
すごい量になりますね!!
ぜひみなさんも避難グッズ用意してみてくださいね!
4.避難訓練してみよう
実際にねこちゃんを連れての避難訓練をしてみるのをお勧めします。
避難所へのルートを実際に歩いてみると、
川があるから氾濫したら通れないな~
か気づくことも多いですし
車で避難する時も、この道は渋滞して避難所までたどりつけないな~
とか気づけると思います。
もちろん人間の避難グッズ、ねこちゃんの避難グッズとねこちゃんを
持っての避難がどれだけ大変かということもわかるでしょう。
そして、こういう万一の場合に助け合える猫友さんがいるといいですね。
ご近所でそういう人が見つけられると安心です。
今はSNSを通じて猫好きさんと繋がれる時代なので活用してみるのも
いいと思います。
猫を飼っている人同士をつなげるプラットフォームもあります。
シッターはそこを利用してオフ会を開催して猫友さんの輪を広げています。
最後に災害対策のためにねこちゃん手帳を作っておきましょう。
各種自治体や動物愛護ボランティア団体などでもらえるものもあります。
環境省のガイドラインにもひな形はあります。
シッター「もしもの時のねこちゃん手帳」を
オリジナルで作成して
シッティングをご利用のお客様にプレゼントしています。
いろいろ調べて記入してもらうところがありますが、
それを埋めてもらえると災害対策はバッチリになるように作りました♪
うまく活用してみてください。
数回に分けて災害対策のお話しをさせていただきました。
大事な家族を守るためにも、ぜひ災害対策してください。
「ねこちゃんとねこちゃんと暮らしている方の幸せを願って」います。
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※掲載している写真などは西谷ねこのお世話屋が撮影したものか、
写真ACサイトより、著作権フリーの画像をダウンロードしたものです。
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