今回は災害対策のねこちゃん編になります。
知っておいてほしいこと、備えてほしいことについてです。
1.同行避難と同伴避難の違い
災害対策基本編で、
環境省はペットの同行避難を推奨している
とお話ししました。
「同行避難って、どういうこと?」と
と疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
同行避難とは、ペットを連れて避難することの総称です。
ご自分の車に一緒に連れて車内で避難することもそうです。
とりわけ地域の避難所へ一緒に連れて避難することを指しています。
ですが、同行避難の場合は避難所では、同じ部屋で過ごせず
別々の場所で過ごすことになります。
一方、同伴避難は、避難所で一緒の部屋などで過ごせることを言います。
この違いを理解した上で、ご自身のお住まいの地域の避難所が
同行避難を受け入れてくれるのか?
同伴避難できるのか?
ということを、今日か明日にでも調べておいてほしいです。
昨年の台風19号の時には、土曜日だったこともあり、
区役所などが電話対応できなかったという事態もありました。
何かが起きて慌てるよりも、何も起きていない時に調べておいてください。
東京は23区ありますが、全ての区で同行避難受け入れOKではなく
不可のところもありました。
もしご自分のお住まいの地域の避難所が不可の場合にどうすればいいのか
あらかじめ考えておくことが必要になります。
2.平常時の適正な飼養
避難所に同行避難することをイメージしてみましょう。
だいたいは、小学校、中学校や公民館などが避難所として指定されていることが
多いと思います。
災害が起きた場合、多くの人が避難してきます。
中には、動物が苦手という人もいるでしょう。
そういう方たちとも、出来るだけ快適に過ごすためには
しつけておくことが必要になりますよね?
ねこちゃんに対して「しつけ」という言葉が適切かどうかは別として
完全室内飼いで
ワクチンを定期的に接種
ノミダニ対策をしておく
ことで、避難所での感染症対策になります。
ねこちゃんの性格にもよりますが、飼い主以外の人間や
わんちゃんなどの他の動物にも慣れさせておきたいものです。
ねこちゃん専用の避難スペースが確保できれば一番いいのですが
他の動物と一緒になるケースも想定されます。それぞれの飼い主さんが
出入りすることも想像できますよね?
そういう時に不安がって、大鳴きすると、ねこが好きではない
方にとってはストレスになりそうです。
臭いや抜け毛もご迷惑になりそうですので、
ブラッシングに慣れさせるのも
決まった場所でトイレできるのも
大切です。
ペットシートでもおトイレできるようにしておくと、
重い砂を持って避難するより、わんちゃん用の災害支援物資を分けてもらえそうですね。
ただ、砂でおトイレするねこちゃんが、ほとんどだと思います。
難しいとは思いますが、チャレンジしてみてください。
避難所で、トラブル起こさず快適に過ごせるためには
飼い主同士が連携して責任もってお世話することが絶対です。
普段から適正飼育を意識してほしいですね!
「ねこちゃんとねこちゃんと暮らしている方の幸せを願って」います。
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※掲載している写真などは西谷ねこのお世話屋が撮影したものか、
写真ACサイトより、著作権フリーの画像をダウンロードしたものです。
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