今回はねこちゃんに首輪をつけるかどうかについて、
ご質問をいただいたのでお答えしようと思います。
答えとしては、したほうがいいですよ。か、しなくてもいいですよ。
のどちらかになるのですが、これについては、
シッターとしての個人的な意見を述べることになりますのでご了承ください。
早速回答としては、「首輪はつけておいたほうがいい」です。
理由についてお話ししていきます。
★万一脱走した場合の飼い主のいる猫だということがわかる★
以前にニャッチングとう猫を飼っている人同士が繋がりを持つための
プラットフォームがありまして、そこで防災イベントが開催された際
に講師としてお話ししたことがあるのですが、
その時にも首輪の有効性についてお話しさせていただきました。
第一前提として、
完全室内飼育をしているねこちゃんが脱走しないように対策をするのが大切です。
ですが、大きな地震などの災害が起きた時には、窓が壊れたり、
大きな揺れで開いてしまったりということは十分にあり得ます。
ましてや普段とは違うシチュエーションに、ねこちゃんがパニックになると
臆病な子でさえ、窓から飛び出してしまうかもしれません。
もし脱走してしまった場合に、首輪がついていれば、どこかの飼い猫なのかな?
と外で見た人が気づいてくれて保護してくれるかもしれません。
これが首輪をつけていないねこちゃんだと、パッと見では野良猫なのか
、飼い猫なのか違いはわかりませんよね。
猫に詳しい方なら微妙な違いに気づけると思いますが、
お外は猫が好きで詳しい方ばかりではありません。
どういう首輪をつけるかにもよりますが、お外で首輪が外れてしまっても、
首輪をしていた周りの毛は少し薄くなっていたり、癖がついているので、
すぐにはつけていない状態にはならないです。
そうすれば「首輪の跡があるから飼い猫かもしれない」と気づいてもらいやすいですね。
もちろん、重ねてにはなりますが、こんなシチュエーションにならないように
対策するのは大事です。
ファッションとして装着するのは必要ないですが、
実用的な意味ではつけておいたほうがいいと思っています。
シッター自身はねこちゃんそのものが美しいので、聞かざる必要はないという考えです。
ただ、最近はほんとうにかわいらしいおしゃれな首輪があるので
買うつもりなくても眺めてはしまいますね♪
ちなみに、シッターの家の猫たちには、
①あまり太くなく、
②鈴のついていない、
③でも安全装置のついたもの
を装着しています。
安全装置とは、木の枝などにひっかかったりして、
首を吊られた状態にならないように、ある程度強い力がかかると
首輪が外れるための装置です。
ただ、うちの猫にもいるのですけど、
体質的に首輪をつけると皮膚炎を起こすようなねこちゃんもいます。
もし今回の動画をきっかけに首輪をつけた場合は、
皮膚に異常が出ないかどうかをしばらく観察してあげてほしいと思います。
あとは、大人になってから突然首輪をつけられると嫌がるねこちゃんも沢山います。
首輪に慣れさせるにはちょっとしたトレーニングになるのでコツが必要です。
数秒つけたら、外しほめたりおやつをあげる。
これを繰り返し少しずつ時間を延ばしていきます。
地道に続けてください。
今回首輪についてのご質問にお答えしました。
あくまで個人的な意見ですので、ご参考程度にしていただき
ご自分のねこちゃんに合った選択をしていただけると幸いです。
「ねこちゃんとねこちゃんと暮らしている方の幸せを願って」います。
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※掲載している写真などは西谷ねこのお世話屋が撮影したものか、
写真ACサイトより、著作権フリーの画像をダウンロードしたものです。
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